2016/01/30 18:56

ビルドケットの改良版、ビルドケット2が完成しました。


初代からの大きな変更点が二つ。
1.剣先が細くなり、スパイクしやすくなりました。
2.玉のネジ止め方法が変わり、回転がコントロールしやすくなりました。
その他、小さな変更もあります。

ご購入いただくと、以下のパーツをお送りします。
・A5サイズの板2種 各1枚
・ボルト(M4×50mm) 2本
・ボルト(M4×15mm) 2本
・ナット(M4) 4個
・ワッシャ(内径4mm×外径9mm×厚0.8mm) 8枚
・スプリングワッシャ(M4) 2個
・ビーズ 4個(うち2個は予備)
・ひも(約48cm) 1本
・POM製スペーサー(内径4mm×外径8mm×厚4mm) 2個

組立方法のコツを説明します。
自前で準備いただきたいのは、裁縫用の糸通し。100円均一などでも入手できます。
もしくは、電線をバラした細い銅線とか、ギターの一番細い弦などの細い針金でもOKです。
ビーズに太いひもを通すのはこれらがないとかなり難しいです。

1.板から各パーツをはずしてください。
引っかかって折れたりしないように、落ち着いて。


2.組み立てたい気持ちをこらえて、写真の三つのパーツにひもを通します。
通したら、裁縫用の糸通しなどを使って、両端にビーズを通します。
ひもを花結びして、外れないようにします。
花結びについては、こちらなどがわかりやすいです。


3.本体片側のボルト穴に、短いボルトとワッシャをつけ、テープで仮止めします。これを二ヶ所。
基本的には、真ん中の列の両端の穴を使います。
ちなみに、止める場所を変えたり、ホームセンターなどでボルトナットを買ってきて追加でつけたりすると、重量を好きなように調節できます。


4.本体をひっくり返し、それぞれのネジにまずスペーサー(白いプラスチックの部品)をつけます。
次に、中皿と中皿用足パーツ、大皿二つ、剣先を載せます。ちなみに皿の部品は三つありますが、すべて同じ形で区別はありません。
もう片側の本体を乗せて、各部がきっちりはまるように調整します。
はまったらワッシャとナットで止めて、仮止めテープをはがせば、けんは完成です。


5.次に、玉を組み立てます。
ひもをつけたパーツに、四角い穴のあいている円形の板を二つつけます。
上の写真のように手で持って、円形のパーツを二つ、溝にあわせて上からはめこみます。
次に、上下をひっくり返し、下からも二つ円形のパーツをはめ込みます。
下の写真のようになります。



6.ワッシャとボルトをつけ、ワッシャとスプリングワッシャとナットで止めて完成です。
ワッシャは本体と玉のすべてのボルトに二つずつで計8枚。
スプリングワッシャは玉のナット側だけにつけますから、計2個使うことになります。



ボルトの締め具合は、手で締めるだけだと少しゆるいので、ドライバーなどで軽く締めると外れにくくなります。
力任せに締めると板材がゆがんだりしますので、気をつけてください。

いかがだったでしょうか。
組立について、もしわかりにくい点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。